サウンドの追及とモニター環境
ども。
まめ丸は結構ステレオタイプなとこがありまして、
これはこうあらねばならない みたいなものに縛られたり騙されたりすることが多い。
そのうちのひとつが、
「デジタル録音は綺麗であるべき」
→だから出来るだけ無味無臭で収録すべし!
みたいなのがあった。
多分ADの精度が高くなく、かつデジタルが出始めの頃でクリアであることが良しとされた時代にデジタルMTRを扱っていた際の常識というものが、自分の中でダメな化学変化を起こしていたのだと思う。
今の時代はクリアさがある意味頂点を究め、そしてやはり「クリアすぎるのも味がないよね」ってのが一般化した。
なので、無味無臭で収録したものに無理矢理アナログ感という名のよくわからんものを求めてあれやこれややってたってわけ。
むしろそーゆー汚した状態で収録してしまえば良いってことが目から鱗
それはそうと、モニター環境につまづいておる。
俺の部屋は2LK?の六畳間の一角のうち2畳程を割り当ててもらっている。
デスクのイスのすぐ後ろにはリビングが広がってる。
ぎゅうぎゅうのスペースにこれでもかって位機材を詰め込んだ上で、決して自由ではないスペースにモニタースピーカーを設置してる。
どうにも釈然としない低位感とか周波数特性。
あってるよーなそうでないような?
何か腹が立ってこの度ちゃんとやろうと思ってホワイトノイズで確認し始めたのよ。
そしたら左右で音程が替わる。
リスニングポジションをイスより後ろにするとまともに聞こえていたのは、スピーカーの近くの諸々の機材による乱反射が収まるからだってことがわかった。
もうさ、やっぱARCシステム買わないとダメだってことがハッキリした。
何を取捨選択するかっていったら、生活空間や家族。
これ以上俺の領地を広げるわけにいかないし、ルームチューニングなんか余計に無理だ。
ここはもう、金の力に頼ろうじゃないか